既にご確認頂いているとは思いますが、まずはウェディングムービーを自作するにあたって必要になるものをご案内させて頂きます

パソコンのOSバージョンの確認方法は こちら
DVDドライブの確認方法は こちら

〇再生サイズについて

ウェディングムービーの再生サイズには 16：9 と 4：3 の2種類がございます

・16：9 ： 現在の地デジテレビと同じサイズ
・4：3　： 昔のブラウン管テレビのサイズ

再生サイズ4：3は古い映像規格となっておりますので、スクリーニングテキストは再生サイズ16：9のみ対応となっております
そのため式場には再生サイズ16：9が再生可能かどうかのご確認をお願いします

補足）
式場によってはスクリーンサイズが正方形のため、再生サイズ4：3を推奨している式場もございますが、ほとんどの場合 16：9と4：3の両方が再生可能になっておりますので、式場に再生サイズ4：3と言われましても、再度 再生サイズ16：9も再生可能かどうかのご確認をお願いします

〇音楽の使用について

近年、音楽の著作権についての取り扱いが厳しくなってきており、式場によってはCD原盤と同時再生を行ったり、著作権申請を行ったりというケースが増えてきております
そのため上映する式場によって音楽の使用方法が変わってしまうかたちとなっております
ここではよく使用される3つの方法についてご案内します

上記3つのどれが最適なのかを別途式場にご確認下さい
そして確認頂きました音楽の再生方法で結婚式動画を制作していきます

〇写真について

プロフィールムービーの写真選びのコツについてご紹介させて頂きます
プロフィールムービーは新郎生い立ち、新婦生い立ち、お二人の馴れ初めという3部構成で制作することが多くなっております
平均的な写真枚数は
音楽を1曲使用する場合 ： 新郎 10枚・新婦 10枚・二人 10枚 計30枚ほど
音楽を2曲使用する場合 ： 新郎 15枚・新婦 15枚・二人 15枚 計45枚ほど
音楽を3曲使用する場合 ： 新郎 20枚・新婦 20枚・二人 20枚 計60枚ほど
がスタンダードな枚数となっておりますが、その限りではありませんので、ご希望の枚数でご準備下さい

注） 写真枚数が多すぎますと再生時間が長くなってしまい、間延びしてゲストの方々が飽きてしまう可能性がございますので、写真は厳選してお選び下さい

またプロフィールムービーの新郎新婦のそれぞれの生い立ち写真については
・出生～乳幼児
・幼児期
・保育園・幼稚園
・小学校
・中学校
・高校
・専門学校・大学
・社会人
という節目節目の区分を時系列で分けて、各シーンごとに一目でどんなシーンなのか分かる写真を選んで頂きますと見ているゲストの方々も理解しやすく、流れがはっきりとして分かりやすいと思います

例えば保育園・幼稚園では入園式の写真や、七五三の写真など、専門学校・大学では入学式や卒業式の写真、ゲストと一緒に写っている写真などをお選び下さい

次にプロフィールムービーの二人の馴れ初部分ですが、こちらは比較的写真選びは簡単なのではないでしょうか
写真と致しましては出逢われてから結婚に至るまでの思い出写真をお選び下さい
・出逢った頃
・遊びに行った時
・旅行に行った時
・入籍した時 等々

また新郎と新婦が別々で写っている写真でも大丈夫なのですが、出来れば二人で写られている写真を多く使用された方がより見栄えの良いプロフィールムービーに仕上がります

個人的には、ゲストの方々は最近のお二人の姿はよく知っていると思いますので、幼少期の写真を多めにお選び頂いた方がよろしいかと思います
また親族や友人と一緒に映っている写真をお選び頂いた方が、見ているゲストの方々にも喜んでもらえると思います

さらに写真をお選び頂くうえで、使用を控えた方がよい写真をご紹介致します
・極端なアップ写真や見切れている写真
・ボケすぎている写真
・プリクラ画像
・複数枚の写真を1枚に加工した画像

上記写真は綺麗に表示出来ない可能性がありますので、ご使用は極力避けられた方が好ましいです

次に写真のデータ化について説明します
デジカメ、スマホ等にて撮影された写真は元からデータ化されておりますので、そのままご使用下さい

現像写真につきましてはデータ化を行って下さい
まず一番綺麗に取り込めるのはスキャナーとなっておりまして、もしスキャナーをお持ちの場合のは解像度 300～600dpi以上にて取り込みして下さい

もしスキャナーをお持ちでない場合には、スマホやデジカメにて現像写真を撮影してデータ化して下さい
しかしながらスマホやデジカメにて撮影された場合、ブレてしまったり、光が入り込んでしまったり、写真の色味が変わってしまったりすることが多くなっております
そのため、撮影される際には下記のことを注意しながら撮影して下さい

またスキャナーがなくても綺麗に取り込みたいという場合には、写真を綺麗にデータ化してくれるサービスもございます

どの方法でも大丈夫でございますので、ご都合のよい方法にて写真をデータ化して下さい


〇写真ごとのコメントについて

次に先程選定した写真ごとのコメントを検討していきます
写真を見ながらゲストに伝えたいコメントを検討して、パソコンのメモ帳などに書き出していきましょう

また写真1枚あたりの表示時間は6～9秒ほどが見やすくなっている関係で、メッセージは20文字前後が読みやすい文字量となっております
しかしながらその限りではございませんので、ご希望のコメント量にて制作して頂いて大丈夫なのですが、写真の表示時間内にゆっくりと読み取れるぐらいのコメント量を意識しながらコメントを検討して下さい

補足）
文字数が多い場合 コメントが3行、4行と別れて表示されてしまい、お顔にコメントが被って表示さてしまったり、また写真がほぼ見えなくなってしまう場合もございます
そのためメッセージは最適 1行、極力 2行以内に収める文字量にて検討頂けますとゲスト目線の見やすいプロフィールムービーに仕上ります

また新郎生い立ちと新婦生い立ち部分については、淡々と写真の状況説明をコメントで表示するのではなく、写真では分からない情報やその時の気持ちなどを表示することで見ているゲストの方々も共感しやすいと思います
二人の馴れ初め部分は、二人の出逢ったきっかけやデートの様子、プロポーズなど、二人しか知らない出来事を表示することでゲストの方々に喜んで頂けると思います

プロフィールムービーは新郎新婦のお色直し中などにゲストの方々を退屈させないために上映される事が多くなっております
そのため堅苦しいコメントではなく、ゲストの方々を意識したポジティブなコメントにすることがポイントです
「仕事は大変で毎日つらかった…」などのネガティブなコメントですと披露宴会場の雰囲気を悪くしてしまいますので、ポジティブなコメントで会場の雰囲気をよくするように心掛けましょう
またコメントも写真同様に時系列に表示することでゲストの方々にも分かりやすいプロフィールムービーにすることが出来ますので、上記ポイントを考慮しながらコメントを検討してみて下さい

〇音楽について

最後にプロフィールムービーに使用する音楽を決めていきます

まずはざっくりした感じで大丈夫ですので、プロフィールムービーのイメージを決めていきましょう
例） 明るい、楽しい、にぎやか、シック、落ち着いた、感動的　など
次に何曲使用されるのを決めまして、曲数が決まりましたら先程決めたイメージを元にイメージに合う音楽を選曲しましょう

参考までに、よく使用される音楽のイメージについてご案内させて頂きます

2曲構成
1曲目 ： 新郎生い立ち～新婦生い立ち　アップテンポの明るいBGM
2曲目 ： 二人の馴れ初め　しっとりと感動的なBGM

個人的には1曲目と2曲目にはギャップを持たせ、最後はしっとりとしたバラード曲にすることによって、感動的なプロフィールムービーに仕上がるのではないかと思いますが、好みの部分もございますので新郎新婦様が好きな音楽やお二人の思い出の音楽などをご選曲下さい

また選曲の際には「歌詞の内容」と「再生時間」に注意して下さい
意外にいいBGMだと思っても、失恋や別れ、不倫をテーマにした音楽の場合がございます
そういった音楽は挙式では控えられた方が無難ですので、事前に歌詞を確認しておきましょう
※洋楽は特に注意です！日本語訳も念のため確認をしておきましょう

また再生時間ですが、短すぎる、または長すぎるBGMは避けられた方が好ましいです
イントロが長すぎてサビまでに写真枚数が足りないであったり、短すぎて写真が入りきらないという事もございます
そのため短すぎる、または長すぎる音楽は避けられた方が無難です

次に音楽のデータ化について説明します
音源データにつきましては、mp3やm4aなどの形式でご用意下さい

もしCDしか持っていない場合につきましては、フリーソフトなどを使用してCDをmp3やm4aなどにデータ化して下さい
参考までに音源データ化の方法について記載されている参考サイトをご案内させて頂きます

またCDを持っていない場合には、iTunesなどの音楽販売アプリで購入してもOKです
個人的には音楽の購入も音源データ化もiTunesを使用しているのですが、操作が簡単で直感的に使用することが可能です
またiTunesで購入した場合 初めからデータ化されておりますので、そのままお使い頂くことが可能です

注意）
※CD原盤と同時再生の場合にはCD原盤が必要になりますので、iTunesなどで音源データを購入するのではなく、CDショップやネットショップでCD原盤を購入して下さい

また用意した音源データにつきましては、新たに「image」などの名前でフォルダを作成して分かりやすく保管して下さい

以上でウェディングムービーの自作方法 Day 1は終了です
お疲れ様でした

次のウェディングムービーの自作方法 Day 2では写真補正をソフトを使用して行っていきます
下記「Day 2」をクリックしてお進み下さい